ミキ(神酒)
かつて祭祀の際に作られていた琉球や奄美のミキ
「ミキ」はもともと神に捧げるお神酒のことであり、その起源は口噛み酒と伝えられています。口噛み酒とは、若い女が米を口に含み、二噛み三噛みほど噛んだ米を混ぜて作った酒のことです。昔はミキの原料として、その土地土地で入手可能な米粉、さつま芋、粟、椎の実など様々なものが使用されていました。生さつま芋に含まれる消化酵素β−アミラーゼとデンプンの働きによって、麦芽糖(マルトース)という水飴の原料と同じ糖質に変化します。その天然糖質をベースにして、発酵した乳酸菌と食物繊維、酵素を多く含む発酵食品がこの「ミキ」という発酵食品です。
紅芋の紫色の色素にはアントシアニンが豊富に含まれています。アントシアニンは肌の健康強化や、目を健康に守る効果、強い抗酸化作用、免疫向上などの効果があると言われています。また、 肌にハリと潤いを与えてくれるコラーゲンの素となるビタミンCがたっぷりで、このビタミンCは加熱しても損失しにくいのもポイントです。
切り口から出るヤラピンという白い液は整腸作用があり便秘に効果的。活性酸素を抑制する ビタミンEやβカロテンを含み、様々な慢性疾患の予防にも、そして食物繊維も豊富なのも嬉しい限りです。ちなみに、ビオスチームのキレイなオミキパウダーの色は着色などではなく「紅芋」の自然なそのままの色です。
ミキの効能
・美肌
・整腸作用
・風邪予防
・利尿作用
・目の疲れ
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