ウコン(クルクミン)
ウコンはクルクミンと呼ばれている黄色色素を主成分として、ミネラルや食物繊維を豊富に含んでいる根茎で生薬として古くから世界中で使用されています。
その種類は50種類以上といわれて日本では「秋ウコン」「春ウコン」が多く出回っています。特に日本有数の長寿県沖縄では「うっちん」と呼ばれ、子供からお年寄りまで愛されています。別名「ターメリック」といいカレーの香辛料、ターメリックライス等、健康的なスパイスとしても愛されています。
お酒を飲むと体内でアルコールを分解しようとアセトアルデヒドという、非常に強い有害物質が発生します。アセトアルデヒドは、アルコールそのものより10倍以上毒性が強く、重病を引き起こす原因になります。このアセトアルデヒドの血中濃度を抑える働きをするのがウコンです。暴飲暴食やストレスなどで胃腸の機能が衰えると、胸やけや食欲不振などを引き起こします。うこんには、胃の活動を活発にし、胃液を分泌して消化を促す効果があるとされています。また、抗酸化作用があることでも知られていますが、活性酸素を除去しアンチエイジングに◎。インド王朝では、ウコンを肌に塗るなどしてエステで利用されたり、日差しの強い国ではシミ、そばかす対策として美肌を守るためにも使われています。
※ウコンの飲用についての注意※
肝臓が弱っている人の場合には、摂取した鉄分が肝臓に溜まり排出できず「鉄過剰症」になってしまう可能性があります。その他にも、過剰摂取で、肝硬変などになる危険性もあります。特に気をつけたいのは、肝臓障害(C型肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎)にかかっている方。それと、抗血液凝固剤などを服用している方。クルクミンには、血液をサラサラにする効果があります。血液をサラサラにする薬を常用されている方は、血が止まりにくくなることがありますので注意してください。また、血小板が少なく、血が止まりにくい病気(血友病など)の方も、あまり飲まないほうが良いでしょう。胆汁管障害、胆石を患っている方も、念のため飲用は控えてください。気になる妊婦さんについてですが、「紫ウコン」だけは、子宮収縮のおそれがあるようですのでNGだと言われています。ご注意ください。
ウコンの効果
・お酒好きのお助け役
・消化不良を整える
・抗酸化作用、抗炎症作用
・関節リウマチ
・美肌
・カフェインレス
0コメント